パソコン嫌いがエンジニアになった話
目次[非表示]
- 1.はじめに
- 2.プログラミングを始めたきっかけ
- 2.1.大学のレポートが書けない
- 2.2.スクールで勉強
- 2.3.世界が変わる
- 3.プログラミングの先生になる
- 3.1.プログラミングでお小遣いを稼ぎたい
- 3.2.エンジニアになりたい
- 4.エンジニアになってよかったこと
- 4.1.実力主義であること
- 4.2.意外と人と話す機会もある
- 5.おわりに
こちらの記事はDIVXアドベントカレンダー2022の8日目の記事です。
はじめに
こんにちは。DIVXエンジニアの内炭です。僕は現在チームリーダー兼PMをさせてもらっており開発業務も行なっています。
今でこそエンジニアとして仕事ができるまでになりましたが大学生の頃はパソコンの使い方が全く分からず苦手意識もありました。そんな自分がどういう過程でエンジニアになったのかを今回はお話ししようと思います。
エンジニアに興味がある人やこれからエンジニアになろうと思っている人の参考になればと幸いです。
プログラミングを始めたきっかけ
僕がプログラミングを始めたのは大学生の時です。当時はパソコンを使ったことがなく難しそうというイメージを持っていました。高校生まではパソコンは使う機会もないのでそれでも困ることはありませんでした。
しかし大学生になり少しずつパソコンを使う機会が増えてきました。パソコンの授業もありその授業は一度単位を落としてしまいました。この時からパソコンのスキルは必要なのかもしれないと感じるようになりました。
大学のレポートが書けない
大学時代パソコンを使えなくて特に困ったのはレポートが書けないことです。大学ではレポートを書くことがよくあるかと思いますが紙ではなくパソコンでレポートを書くのでパソコンが使えない僕はものすごく時間がかかっていました。
レポート作成で苦戦したことを挙げるとこんな感じです。
- タイピングができないので文字を打つのにめちゃくちゃ時間がかかる
- 記号の打ち方が分からない
- wordの開き方が分からない
- メールの送り方が分からない
レポートの内容を考える以前にパソコンの使い方が分からずいつも泣きながらレポートを書いていました。
スクールで勉強
パソコンが使えなくて困っていことを友人に相談した時に勧められたのがプログラミングスクールでした。その友人もプログラミングスクールに通っておりパソコンも使えるようになるしプログラミングを学ぶと就活にも役立ちそうということでスクールに通うことにしました。
スクールに通ったのは大正解で、特に先生に質問できることがよかったです。学校の授業では講義形式で聞いているだけなので質問がしづらかったですがスクールでは気軽に質問できたのでパソコンの操作も丁寧に教えてもらうことができました。
プログラミングは正直難しくてあまり分かりませんでしたが「ハッカーぽくてなんかかっこいい」とモチベーションは意外と保てました。テレビでしか見たことないハッカーみたいなことを自分がしてるんだと思ってなんだかすごいことをしている気分でした。
世界が変わる
スクールに通ったのは1ヶ月ほどでしたが卒業する頃にはパソコンの操作は人並み以上にできるようになっていました。プログラミングも簡単なwebアプリなら自力で作成できるまでになりました。
生活にも変化があり今まで携帯中心だったのがパソコン中心の生活に変化していきました。画面も大きいし便利だし、プログラミングみたいなすごいこともできるしめっちゃいいじゃんとなっていました。大袈裟かもしれませんがパソコンを使いこなせるようになったことで僕の中では世界が変わりました。
プログラミングの先生になる
プログラミングでお小遣いを稼ぎたい
せっかくプログラミングを学んだのでプログラミングを使ってお金を稼いでみたいと思っていました。webサイト制作の案件などをこなしてお金を稼いでいる大学生もいると聞きましたがいきなり案件をやったりするのはちょっと不安に思っていました。
案件以外のものはないか色々探していて見つけたのが未経験の人にプログラミングを教えるメンターの仕事でした。長期インターンとしての募集で、教えることは勉強にもなるのでまだプログラミングを始めたばかりの自分にとって最適だと考えすぐに応募しました。
未経験の人にプログラミングの説明をするのは意外と難しかったですが、自分が頑張って身につけたプログラミングスキルで仕事をしてお給料をもらっているということが何より嬉しかったです。
エンジニアになりたい
メンターの仕事を通して自分のスキルでお金を稼ぐことのやりがいを強く感じました。今までは楽で誰でもできそうなバイトをするだけで、正直やりがいはなくお金がほしいから仕方なくバイトをしているだけでした。
しかしメンターになって自分の身につけたスキルでお給料をもらうことが自分の力でお金を稼いでいる感覚があってとても好きでした。この経験から将来はエンジニアとして働きたいと思うようになりました。
エンジニアになってよかったこと
実力主義であること
エンジニアは技術職なので能力で評価される仕事です。会社によるかもしれませんが社歴や年功序列ではなく技術力の高さが評価につながる実力主義であるといえます。これをメリットととるかデメリットととるかは人によると思いますが、僕はそれが自分の能力を直接見てもらえているように感じるので好きです。
技術力を上げるために常に技術のキャッチアップをし続けなければならないので大変な部分はあります。ですがその分やりがいもある仕事なのでエンジニアになってよかったと思っています。
意外と人と話す機会もある
エンジニアになる前に唯一懸念していたことが「人と話す機会がないのではないか」ということです。エンジニアは1日誰とも話すことなくもくもくとパソコンの画面を見ているというイメージを持っていました。僕は人と話すことが好きな方なのでコミュニケーションの機会もほしいなと思っていました。
しかし実際はイメージと違いコミュニケーションをとる機会がめちゃくちゃあります。チームのメンバーと開発に関するやりとりをしたりクライアントと要件を擦り合わせたりと頻繁にコミュニケーションをとる機会があります。開発もしつつ人と話しながら仕事を進めていくエンジニアは僕にはとても合っていました。
おわりに
パソコンが苦手な人がエンジニアになっているのは意外でしたか?実際世間一般的なイメージとしてエンジニアは以下のようなイメージがあると思います。
- 理系の人がなるもの
- 頭のいい人しかできない
このように敷居が高いイメージをもたれることが多いですが、文系出身の人も意外と多く僕みたいにパソコンが苦手なところからスタートした人間もいます。なのでしっかり勉強をすれば未経験からでもエンジニアになることは十分可能だと思います。
今回は僕がパソコンが苦手な状態からエンジニアになったお話しをさせて頂きましたが、エンジニアに興味がある人やこれからエンジニアになろうとしている人に少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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