デザインを始めたい人に向けた実体験を踏まえたアドバイス
目次[非表示]
- 1.はじめに
- 2.デザイン研修の概要
- 2.1.オートレイアウトの使い方
- 2.2.HP版からSP版への効率的な組み換え
- 3.初めて案件に携わった際の感想と学び
- 4.配属されて得たこと
- 5.まとめ
- 6.お悩みご相談ください
はじめに
こんにちは、4月に株式会社divxに新卒入社したデザイナーの河野です。株式会社divx(以下、divx)では、4月から5月末まで配属前研修としてプログラミングや座学の勉強をし、6月から正式に部署に配属となります。
今回は私が実際に経験した
- デザイン研修の概要
- 初めて案件に携わった際の感想と学び
- 配属されて得たこと
についてお話ししていこうと思います。 同じ新卒デザイナーの方やデザインを始めたいという方に向けて、少しでも役立つ情報になれば幸いです。
デザイン研修の概要
配属後のデザイン研修では初めてデザインについて勉強することができました。研修の中心はFigmaを用いた既存のホームページやアプリケーション画面のトレースでした。これにより、Figmaの基本操作やツールの使い方を習得できました。例を以下に記載します。
オートレイアウトの使い方
オートレイアウトとは単一方向(縦・横)へ規則的に並べるためのルールを設定できる機能のことです。Figmaのオートレイアウト機能は、デザインの配置を自動的に調整してくれるため、作業の効率化に非常に役に立ちます。複数のボタンやカードを配置する際にオートレイアウトを使用すると、間隔やサイズを統一しながら一括で修正が可能となり、形が崩れることなく新しい要素を追加することができるため、レスポンシブデザインを簡単に作成することができます。また、コンポーネントを使用することで再利用可能なデザイン要素の作成・管理がしやすくなります。
HP版からSP版への効率的な組み換え
ホームページ版のデザインが作成できたら、スマホ版のデザインも作成しなければなりません。研修ではオートレイアウトを学び、正しく組めることで、簡単にスマホ版が作成できることを学びました。これにより、迅速なデザイン作成が可能となりました。
このように研修を通じて得たスキルは、実際の案件でのデザイン作成や修正に大いに役立ちました。
初めて案件に携わった際の感想と学び
6月中旬には、初めて実際の案件に関わることができました。最初は調査をまとめるなどの基本的な作業から始めました。初めは緊張していましたが、上司や先輩たちのサポートのおかげで、スムーズに業務に慣れることができました。
その後、デザインの修正や新規作成のタスクにも取り組むようになりました。特に研修で学んだFigmaのオートレイアウト機能を活用することで、デザインの組み立てが非常にスムーズに行えることを実感しました。
上司や先輩のサポートが手厚く、安心して業務に取り組むことができました。また、上司や先輩からはできたことをしっかりと評価してもらえる環境なので、自信を持って次のタスクに挑戦することができました。このようなフィードバックは、私のモチベーションを高め、向上心に繋がる大きな要素でした。
配属されて得たこと
配属されてからはデザイン以外でも多くのことを学びました。
報連相の重要性
こまめに相談、報告、質問することで、認識のずれを防ぎ、作業効率を上げることができます。以前の私は、わからないところを自分で考えながら進めてしまい、その結果、提出から修正に手間がかかってしまうことに気がつきました。しかし、作業に取りかる前に些細な疑問や不明点を積極的に質問するようにしたことで、作業時間を短縮することができました。さらに、質問することによって互いの認識を再確認をすることができ、無駄な修正作業を減らすことができます。
積極的な提案
デザインの選択肢が複数ある場合は、複数の案を作成し提出することで、より良い選択が可能になります。さらに、自身の意見や気になる点を積極的に提案することで、デザインの質を向上させることができます。仮に採用されなくても、新たなアイディアの発見に繋がります。
まとめ
今回は、divxでデザイナーとなった私の経験を主に書いていきました。
これからデザインを始めたい方や新卒デザイナーの方に伝えたいことは、
Figmaなどのツールをしっかりと学ぶこと
- 上司や先輩からのサポートを活用し、積極的に質問・相談を行うこと
- 報連相を徹底すること
だと思います。常に学ぼうとする意識を持つことがデザイナーとして成長するポイントです。
ぜひ、私たちと一緒に成長し、デザインの未来を切り拓いていきましょう!