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新卒研修で、生まれる以前の1995年仕様でWebサイトを作った件

目次[非表示]

  1. 1.はじめに
  2. 2.研修の概要
  3. 3.研修の感想
    1. 3.1.とにかくきつい
    2. 3.2.達成感が大きい
  4. 4.研修で得たもの
    1. 4.1.コミュニケーションの重要性
    2. 4.2.進捗管理
    3. 4.3.実際に手を動かすことの重要性
    4. 4.4.制作したWebサイトのデータ
  5. 5.さいごに

はじめに

こんにちは、4月に株式会社divxに入社した新入社員の渡邊です。DIVXでは5月末まで新卒研修があり、その直後にこの記事を書いています。
今回は、主に以下の内容についてお話しします。
・受けた研修の概要
・研修に対する感想
・研修で得た大事なこと
これからエンジニアを目指す方や、新人エンジニアの育成に関わる方、DIVXへの入社を検討されている方の参考になれば嬉しいです。また、現在活躍されている現役エンジニアの方は、「こんな時期もあったなあ」と懐かしんで読んでいただければと思います。
なお、研修をメインで担当した当社のCTO、田島が書いた研修に関するブログもあります。研修内容や、研修の狙い、目的などをより詳しく知るにはこちらをご覧いただければと思います(研修を受ける前に見ておけばよかった…)。

  DIVXの新卒研修って何をやっているの? はじめに こちらの記事はDIVXアドベントカレンダー2023の1日目の記事です。 初日となる今日は、DIVXのCTOを務めております私、田島からお届けいたします。 DIVXでは新卒向けの技術研修があります。どんな研修なのかを説明する前に、まずは下記をご覧ください。 株式会社divx(ディブエックス)

研修の概要

初めの一週間は新卒向けのビジネスマナー研修でした(これも大変面白かったですが、主題ではないので割愛します)。その後、技術研修であるブートキャンプが始まりました。
ブートキャンプの最初の一週間は、Linuxコマンドと最強テキストエディタのVimの操作について学びました。とはいえ、懇切丁寧に教わるわけではなく、「この動作をコマンドを使って実現してください」という形で、自発的に手を動かす形式でした。
そして、本格的な研修がスタートしました。内容は以下の通りです(詳しくは上記リンクをご覧ください)。
・1995年を想定した仕様で、1人1人が仮想の会社のWebサイトを作ります
・それを1999年仕様まで、各年ごとに納期を設けながら、アップグレードしていきます
Webサイトの内容は各自が時代背景に合わせた事業を考え、それに基づいて作成しました。CTOがこの事業の社長役を演じ、その社長役と相談しながら各課程を進めました。その他の特徴として、1時間ごとに進捗を報告し、AIなどのツールの使用は禁止されていました。


1995年仕様のホームページ。率直に言ってダサい非常にシンプル、でもそれが良い。

研修の感想

研修を受けている最中に感じたことを大きく2つ挙げます。

とにかくきつい

同期で1995年仕様のWebサイトを作成したことがある人はいませんでした(当然ですね!)。WebサイトのベースはHTML2.0で、CSSやStyle、Scriptは使用禁止でした(当然フレームワークなどもありません)。そのため、終始手探りで作業を進めることになり、初めてやる実装が全てすんなりできるわけもないので、うまくいかない状態が続いて心が折れそうになる瞬間もありました。

達成感が大きい

苦難が多い分、実装が成功したときの達成感や、完成品を見せた際に褒められた時の満足感、同期から感謝された時の喜びなどは非常に大きいものでした。このような心の報酬があったからこそ、全員が最後まで頑張れたのだと思います。

研修で得たもの

研修を終えた今、研修を通じて得たことや成長したと感じる点がいくつもあります。

コミュニケーションの重要性

研修中、特に重要だと感じたのは上司とのコミュニケーションです。クライアント役も兼ねていたため、以下のような報告を行いました。
・実装の方針の確認
・改善提案
・納期への懸念
報告が早ければ早いほど、対応策も豊富であることを実感しました。また、同期との助け合いや、CTOへの技術的な質問などを通じて、自分が何を理解していないのか、問題解決と自分の成長を両立するために何を確認すべきかを考える良い機会となりました。

進捗管理

研修中に義務付けられた進捗報告(1時間ごとの進捗やゴールの報告)を行うことで、一定時間ごとにアウトプットし、行き詰まったら他人に相談する癖がつきました。また、「Webサイトづくり」というプロジェクトを個々で管理し、各年仕様ごとの納期に合わせて実装の進捗を管理する責任感も養いました。

実際に手を動かすことの重要性

研修では、知識を一通り学んでから実装に取り掛かるのではなく、必要な知識を調べながら手を動かして進める方法を実践しました。例えば、
・イメージを伝える際には、言葉だけでなくイメージ画像や一部を実装して伝える
・エラーに対して、まずは動く小さい部分を用意し、そこから拡張する
こうした方法を取り入れながら、実際に手を動かして業務を進める方法を身につけました。

制作したWebサイトのデータ

物理的に得たものとして、研修で作成したWebサイトのデータがあります。社会人としての第一歩で作ったものが形として残るのは、特別な喜びがあります。見た目は洗練されていなくても、苦労した分愛着が湧きました。

最終的にはこんなホームページになりました、<marquee>タグでたくさん動きます!

さいごに

ここまで長々と読んでいただきありがとうございました!
最も伝えたかったことは、座学だけでなく実際に「何かを作る」ことで、実務の進め方を実践でき、知識も深まるということです。
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