DIVXとは失敗を通して成長できる環境と見つけたり。
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はじめに
こちらの記事はDIVXアドベントカレンダー2022の15日目の記事です。
こんにちは、DIVXの前田です。
1年を振り返り、失敗を乗り越えて成長してきた自分を振り返ろうかなと思います。
自分は失敗ばかりだ。と自己肯定感を低くしてしまっている人に、「失敗は成長をするための経験でしかない」ということが伝わればなと思います。
周りと比べるという失敗
僕はDIVXでエンジニアデビューし、さまざま案件に関わらせてもらいました。
その中で、新人に時に陥っていたことは「他人と比較して、自分のことを否定してしまう」ことでした。
新人のエンジニアの中で、共感してくれる人も多いのではないでしょうか?
ある日、ふとこういった考えが浮かびました。
「なぜ、こんなに自分のことが嫌になるんだろう」と。
思考を巡らせた結果、一つの仮説が浮かびます。
「他人から見て、自分の足りないところを考えてしまっているのが、そもそも違うんじゃないか。。。」
悩みを言語化できたとき、一気に悩みがなくなった気がしました。早速、1on1を使い上長に相談をしてみました。
その結果、「自分が持つ得意なことを見つけ、それに振り切ってみるのもいいのでは」とアドバイスをもらいます。
そこで、自分の得意な部分を伸ばすという意味でプロジェクトマネージャーに立候補をし、任せてもらえることになりました。
ちなみに、僕の人より得意なことは下記の3つだと思っております。
- 散らばっている情報をまとめる力
- 分かりやすく伝える力
- 安心感を与えるコミュニケーション
タスク受け渡し屋さんになってしまった失敗
初々しくデビューしましたが、デビュー戦の前半は失敗ばかりでした。
僕が犯してしまった大きな間違いが、「タスクの受け渡し屋さん」になってしまったことです。
右も左も分からない僕は、クライアントから来たタスクをエンジニアに「お願いしまーす。」と渡すだけの愚行を起こしてしまいました。
ゴールを明確にしないでタスクを渡すことで、エンジニアには過剰の負担をかけてしまいます。
その時一緒に案件をやってくれていたエンジニアは優秀で、プロジェクトマネージャーはどう動けば開発者は嬉しいかを伝えてくれました。
「タスクのゴールをお客様と明確にして渡してほしいです。お客様への聞き方も文章添削するから、PMでタスクのゴールを決めていきましょう。」
この学びは、プロジェクトマネージャーをやる中で今も自分に言い聞かせています。
忙しいときは横着をしそうになりますが、この言葉を思い出しゴールが明確になるまでヒアリングをするようにしています。
クライアントの背景を知ろうとしない失敗
最後に、クライアントとのやりとりでの失敗を紹介します。
クライアントとの定例で、ただ現状を共有して依頼を受けるだけの人になってしまったことです。
実際に、クライアントと話す役割のある方で同じ失敗をしてしまう人もいると思います。
クライアントと話すときは、かなり緊張するので、無事に終わることしか考えれないことが原因だと僕は思っています。
クライアントも実は、「自身も認識していない困りごと」があったりします。
定例をただ共有の場ではなく、「なぜ、このタスクを渡されたんだろ。渡されたタスクを解決した先に、どんな状態を望んでいるんだろう」と考え、クライアントにヒアリングすることが大切です。
クライアント自身が認識できていない、「隠れた困りごと」を見つけて提案する。
そうすることによって、DIVXが目指す「ただの開発パートナーではなく、事業を一緒に成長させていくパートナーになる」が達成できると考えています。
さいごに
以上の3つが、失敗で学び成長できた話になります。
ただ失敗ではなく、1on1など実際にフィードバックをもらえ学びに変換することができています。
フィードバックがあるとないとでは、失敗から学べることは半減してしまうのではないかと僕は思っています。
確かに失敗をすることは怖いことですし、今だに僕はしっかりと凹みます。
しかし、失敗に対しても「なぜ、失敗したのか。要因は何だったのか。改善できる部分はどこか。」と一緒に考えてくれる環境なので、どんどんと成長を実感できています。
僕は、これからも失敗はしていくでしょう。
でもそのたびに成長し、次は誰かの失敗を「いい挑戦だったね。」とかっこよく言える人間になっていこうと密かな野望を抱いています。
DIVXでは一緒に働ける仲間を募集しています。
興味があるかたはぜひ採用ページを御覧ください。