一粒一粒を大切に、 稲刈りイベント体験記
こんにちは、霧島ラボの敷田です。今回、霧島ラボがあるObamaVillageで、10月7日と8日の2日間、稲刈りイベントが開催され、我々DIVXもお手伝いをさせていただきました。
田んぼはオフィスから車で約5分の場所に広がる、2,500平方メートルの農地です。約10名のスタッフで丁寧に稲刈りを行いました。
約半年間かけてコツコツと手入れをしていて、丁寧に育てられた稲穂が順に刈り取られていく様は、なかなか体験できるものではなく、今回の収穫は我々にとって特別な経験となりました。
稲刈り作業は大きく分けて3つのステップがあります。「鎌を使って稲を刈り取り束ねる」「束ねた稲を天日干しするために馬と呼ばれる台を作る」「作った馬に束ねた稲をかける」、これらの作業はを参加者で協力し分担して進めていきました。
作業自体は2日目に大雨の予報となっていたので、多くの作業を1日目に詰め込むという作戦で、大部分の作業を完了させました。それにより、大雨の2日目には無事に予定通り作業を終えることができました。
作業が一段落した2日目には、現地の方々から温かい豚汁が振る舞われ、肌寒い雨天を忘れるほどの暖かさを感じることができ、2日間一丸となって行った稲刈りから新たな交流も育まれました。
収穫したお米は、乾燥させた後に頂く予定です。稲作の半年通してお手伝いした成果のお米ですので、今から食べるのが楽しみです。
私たちが参加した稲刈りは機械化された農作業ではなく比較的人力中心で行う稲作でした。
今回の経験から、より効率的な稲刈りにするための工夫やIoTの導入など、来年の稲作につなげるアイデアも見つかりましたので、来年はより効率よく活動ができるよう準備しお手伝いできればと思っております。
たった一粒のお米の背後には、多くの時間と努力、そして温かな人々の絆があることを今回は知ることができました。
これからもDIVXは地元の方とより密接になり一緒に新しいことにチャレンジしていければと考えています。